今、旅行業界はどんどん低迷しており、たくさんの会社が倒産を余儀なくされている。
ここ数年で旅行業界が苦境に立たされている例として
- 2017年には格安旅行会社のてるみくらぶが倒産。
- 2017年11月には「ARCツアー」のブランド名でツアー旅行などを手掛けるアバンティリゾートクラブが破産。
- 最近だと大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が企画したハワイでのウェディングツアーが直前で中止。
なぜ旅行会社が次々苦境にたたされているのか??
その理由の1つは、個人がインターネットで簡単に航空券やホテルを予約する(セルフブッキング)が広がり、スマートフォンやパソコンで簡単に「国内旅行」「海外旅行」が申込めるということである。
その為、旅行会社は、存在意義が希薄になっています。
ただ、一部ではセルフブッキングが普及したことにより、海外旅行の手配トラブル経験者は10%ほど存在してます。
そのうち多いトラブルが「飛行機・宿泊の手配ミス」であり、予約時に日付・パスポート番号・名前の入力ミスをしてしまったのが原因であると言われている。
昔は、旅行会社がパスポートを預かり、対応していたため、トラブルが少なかったと言えるでしょう。
今後の旅行業界は未来があるのか??
旅行業界がなくなることは間違いなくないでしょう。実際に観光業はインバウンドなども含めて右肩上がりになっています。2020年はオリンピックもあるので期待ができます。個人旅行はこれからどんどん便利なサービスが出て、セルフブッキングが出来るようになりますが、団体旅行に関しては「旅行会社」の力が必要になってきます。教育旅行・修学旅行なども大人数を扱うので「旅行会社」の力が必要になってきます。
今後、旅行会社で生き残っていくには、営業マンのスキルで仕事を獲得し、信頼を得ることが必要になってくると思っています。