世界中を苦しめているコロナウイルス。
多くの行動を奪い、
多くの職業を削り、
多くの涙を流させようとしてます。
私自身、コロナウイルスをキッカケに「旅行業」について考えるようになった。
まず、自粛しなければならない環境になると、みんな揃って外出を求めるようになる。
コロナにかかりたくないと分かっている一方で、外出欲が湧いてくるみたいだ。
そりゃ、家に閉じこもって、何日も何日も先の見えない日常が続くとなると外出したくなるだろう。
私自身も、旅行会社で働くくらい「旅行」が好きであり、もう数ヵ月、遠出ができていない状況。
これは「旅行業」からすると地獄のようだ。
なんせ、人が自粛で動かないのだから。
旅行なんて論外だ。
すべては「コロナウイルス」のせいだ。
ただ、コロナウイルスのおかげで、気づけたことがある。
「旅行できることが当たり前ではないと気づけたこと」
これは、めちゃくちゃ大きい収穫だった。
常日頃の業務では、
「〇〇へ行きたい」と言われたら、事務作業のように手配してお客様に提供する。
(相手の気持ちになって親身に丁寧な対応しています)
「それも旅行できることが大前提」ということ。
当たり前のことが当たり前にできない。
繰り返しになるが、「旅行できることが当たり前ではない」
世界はこれから謎の病気と向き合う必要があるし、
日本はあやゆる天災(地震・水害等)のリスクがある。
これは「旅行業界」として新たな課題となるだろう。