いまどきの社員旅行の傾向とは

社員旅行

 

岡山県民に向けて旅に関わる情報を発信しています現役旅行会社員しょうへい(@mizusyou828)です。

 

現在、不況が原因として全体的に少しずつ「社員旅行」が減少しております。一方では「社員旅行」を続けている会社もあれば、これから「社員旅行」を再度スタートする会社もあります。

 

今どきの社員旅行はどのような傾向なのでしょうか??

 

イメージとして若者は参加しないケースが多いような気がします。「飲み会」は仕事ではないと線を引き参加しなかったり、「飲み会代」がもったいない。「アルコール」飲めないから参加する意味がない。といった意見がさまざまです。

30代以下と60代以上で社員旅行に参加したいかどうかのアンケート結果があります。全体の平均では参加したいと前向きの回答をした人が半数を超えていますが、30代以下に限定すると参加したくないと答えた人が8割弱に上っています。逆に60代以上ではぜひ参加したいと言う人は8割弱です。

結果を見ると一目瞭然ですが、全く反対の意見なのです。

いまどきの社員旅行の傾向とは

社員旅行をどのように考えているかによって回答が違うでしょう。

もちろん経営者側からすると、社員旅行を通じてコミュニケーションをとってもらい、良い仕事に繋がるようにしたい。といった意見が挙げられると思います。他にも、ゆっくり旅行を通じてリフレッシュしてもらいたい。なども挙げられます。

コミュニケーションの場ととらえるのであれば参加する側の回答になるでしょうが、その必要性を感じていない場合だと個人の都合を優先するのでしょう。若者はこの傾向にあたります。そもそも、会社と自分の関係をどう考えているかも重要です。転職を視野に入れていると、会社に対する忠誠心などほとんどありません。自分のスキルアップのみを考えてしまうからです。飲み会など一切関係ありませんよね。

日本の終身雇用制は崩壊したと言われていますが、その長所を全く無視した社会でいいのでしょうか。日本は終身雇用制が崩れたとしても契約社会にはなっていないのです。社員は家族同様だと思っている経営者も少なくありません。「社員旅行」は仕事とプライベートの切り分けができないと言う意見もありますが、「社員旅行」は仕事の一部だと考えてはどうでしょうか。もちろん、仕事の内容に直接関係しませんが、人間関係は大いに関係しているはずです。

 

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